弥恵の「からだのかみさま」

東京→京都に移住したライター・弥恵(やえ)の日記です

落ち込んだ時の処方箋

体調万全だとエロい夢を見がちなのだけど、要するに体調や体温と性欲には深い関係があるんだろうな。今日、イルカと泳ぐ夢を見た。夢の中で、私はなぜかホノルルみたいな海の、都市型ビーチサイドのプールにいて、ロコみたいな外国人の色黒の男(夢でも現実でもタイプじゃない)と泳いでいた。

 

で、ハッと「なんで海まできたのにプールで泳いでんだ」と気づいて、1人で島の反対側へ行くと、打って変わって人工物の一切ない、岩場のある海辺へきた。「おそらくこの辺りの珊瑚はすでに温暖化で死んでいるだろうな…遠目には美しい海だが」と、夢の中でも現実的なことを思いつつ(この辺は寝る前に読んでいた池澤夏樹「アマバルの自然誌」の影響と思われ)岩場に立つと、なんとイルカが3匹、頭だけ出してこっちを向いていて、私はそっと、だけど大急ぎで海に入った。中はモスグリーンで、珊瑚は藻で覆われている。

 

海に入ると2匹のイルカは消えていて、1匹の、なぜか錆びたゴールドに近いような、独特の色合いのイルカが泳ぎだして、その子と並ぶようにして私は泳いでいた。で、気づいたら目がさめるわけだけど、久しぶりに楽しいばかりの夢を見たので、朝から上機嫌だった。

 

書いていて気づいたけど、イルカと泳ぐ夢とはなかなか官能的な気がする。少なくとも私には、潜在意識の世界ですら、色黒マッチョとの遊泳より、イルカとのそれの方が、エロい展開であったらしい。

 

ところで目が覚めたとき、耳元でモーター音を聞いたんだよね。背骨のあたりがボーっと燃えているような。これは身体の芯に熱が入っているときの音で、つまり体温がある一定以上に達している証拠。逆に、この細胞がざわつくようなモーター音がしなくなったら、体温が下がってきている、という私基準がある。だからこの音を聞くとエンジンかかったなと思う(言わずもがな、体温が高ければ調子がいいし、低ければ免疫下がって調子が悪くなる)。

 

というのも、このところ一気に冷え込んで、悪寒気味だったのだ。それと3連休は島根(出雲)と鳥取を旅してきたんだけど、ハワイ島、伊勢、出雲鳥取の旅3連ちゃん(休暇のリフレッシュ旅というより、吸収・調整のための旅)のせいか、興奮状態が続いたせいか疲れがどっときてしまって、数日調子が悪かった。広大な鳥取砂丘にスパークした反動かしら。

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砂漠にはある身体性を書き換え、ないしリセットする威力があると思った

そもそも10月っていっつも体調崩すの。夫もそうなんだけど。だからこのままでは例年の罠にハマる、いかんと思って、夫と話し合いの結果、京都の太秦あたりにある天山の湯に行った。そこの源泉のお湯にしっかり浸かって、ついでに家で生姜入りのあったかい鍋を食べて、念のため葛根湯も飲んで寝たら、それは楽しいイルカの夢を見たというわけです。そしたら思考も通常運転に戻ったんだよね。

 

それでもまだ節々に痛みがある感じ。では毎日温泉に浸かれる場所に行こう!ということで、数日後から新潟に行くことにした。つっても実家なんだけども。(実家は温泉街にある。この町の住人は、お風呂といえば温泉通いが当たり前なのだ)

 

なんかもし、寒くなってきてから調子が悪い、もしくは地味に鬱っぽい、という人がいたらそれは身体が冷えている可能性高し。個人的な経験では20代ほど、「悩むことに意味がある」と思ってつい真面目に悩み始めちゃうんだけど、そういうときはまず身体をあっためることを最優先したほうがいい。悩むなら、身体の調子を万全にしてから取り掛からないと、いい答えに行き着かないしね。シンプルに身体を整えてみたら、8割解決しちゃうしね。もっといえば景色変えて身体動かしたら悩み忘れるしね。本当に。登山最強。

 

私のこの秋の一押しはラムチャイです。あったまるし身体が緩むし、思考が緩むんだよね。簡単なの、チャイにちょっとラム酒を入れるだけ。作り方は簡単なのでググってみてほしい。

 

あと、黒入り玄米茶を飲む。これもネット通販とかで売ってるんだけど(うちのはオーサワ)、長時間炒った玄米を、お湯で20分くらい煮出して飲むのね、コーヒーかってくらいどす黒いのだけど、飲むと芯からポカポカする。かの有名な若杉ばあちゃんの本で知ったんだけど、これは即効性も持続性も高いなあと思う。

 

昔、会社員時代にコーヒーを常飲してたけど、あれはどんなにあったかくても、後で身体を冷やすよねえ。あの頃汗かかなかったもん。

 

あとは温泉だよね。我が家は温泉マニアなので、家でもシャワーだけで済ますことはまずないんだけど、秋は温泉、それもなるべく源泉掛け流しがいいよなあと思う。(一気に芯に火がつく最強温泉は、今のところ奥熊野の湯ノ峰温泉のつぼ湯。一晩中汗が止まらなくて笑えるくらいだった)。あと寝るときに、三陰交(足首にあるツボ)が隠れる長さの厚手の靴下をはくとか。私の場合、ここを冷やすと夜中にトイレで起きちゃう。

 

まあ、何が言いたいかというと、「あれ?なんか調子悪い」「なんか急に落ち込んできた」とこの季節に思ったら、そのままドツボにハマる前に、身体を温めることを万全にやって、それから考えた方が、絶対効率いいと思う、という体験談でした。悩むのはね、悪いことじゃないんだけど、あれには魔物がいて、体温低い身体を蝕むから。

 

体調万全で挑む悩みは、もはや冷静な思考に昇華される。その域まで行く方が、絶対絶対いい。