弥恵の「からだのかみさま」

東京→京都に移住したライター・弥恵(やえ)の日記です

「からだのかみさま」1周年 ぱふぱふー!

ブログを始めたばかりのころ、橘美彩さんにいただいた刺繍 2月1日で、「からだのかみさま」を開設して1年になります。わああ、なんだかあっという間の1年だった。早かった。はじめは人に読ませることがもう怖くて怖くてしょうがなくて、一応10年ライターをや…

防災対策してますか

東京に寄って、知人とおしゃべりしてたんだけど、ちょっと気になることがあった。ふと「そういえば防災対策ってなんかしてる?」と聞くと、なぜだか笑話で済ませてしまうこと。「すぐそこに百貨店があるから駆け込むよー食事にもありつけるし」って笑うんだ…

河童心を守りゆく

長時間パソコンを触れないことを友人にぼやいたら、「前々から思ってたけど、弥恵って絶滅危惧種みたい」と言われた。ちょっと前にも「水が綺麗なところにしか住めなそう」と、仕事相手に言われて、少なくとも初期設定は非常に水の美しい場所で、10代は雪解…

徳島と剣山と米津ライブ

京都から徳島へ車で行くとき、神戸を経て、真っ白な明石海峡大橋を渡る。やがて淡路島に入った途端、強烈な眠気に襲われる。ぼんやりとした眩しさが島の東側を覆っていて、西は雨だった。観覧車がのっそり回るSAで運転を交代して、疲れた夫はすでに眠ってる…

もうぼく拗ねちゃうゾ!

昨年、秋の初め頃まで順調に書いていた小説を、その後1日の日の入りが早くなるにつれて、まるでエネルギーダウンしたみたいに書けなくなっていった。身体のしんどさがどんどん増していった。10月ごろからブックライターの仕事で本を一冊書いていたのだけど、…

私が一番好きな声

言葉は声には勝てないんだろうなあといつも思う。なんとなくでも聞いていたい声がいくつかあって、「また聞きたい」を繰り返すうちに好きになっていく。癖になることと、好きになることの違いは、前者にどこか背徳感があるなら、後者には爽やかさだけがある…

指先からこぼれて、また飲み込んで

刺繍作家*橘美彩さんのインスタより たまに文章を綴ってて、自分の指先からこぼれてった言葉たちを眺めている時、ふっと胸のあたりが温かくなる時がある。例えば誰かに大事なことを伝える時ってすごく緊張する。言い方も言葉選びもそうだけど、お互いに限ら…

2018年のレクイエムを聴きながら

紅白の米津玄師見てたら、ちょうどあのキャンドルの光みたいなものが、胸の真ん中に灯った。温かで確かなもの。暗闇の中にあって、輝くもの。思えば、2018年最も多くの人が聴いたであろう曲はレクイエムだったんだ。個人の奥深くから湧き上がった歌が、個人…

「なんかしんどい」を解消するために

この頃、友人らからくる相談事を聞くにつれ、いつも私は同じことを答えてるなあ、とハタと気づいた。それはとにかく、これ以上「考えること」をやめて、今の環境(会社、家、友人コミュニティ)で癒着しすぎた身体を、一旦ベリベリ剥がして他所に移し、0に…

おおおおい読書って旅くらいおもろいやんけ

ああ、だから私は熊野が本当に好きなんだなあ。京都に住む時真っ先に思ったのは、どうも京都から山々を見る時、あの向こうに吉野があって、熊野があってと想像を掻き立てられ胸が痺れるのがたまらんという、切なさを味わうためにここに住むことを選んだのも…

カウンターの終わり

知恩院。京都の紅葉はまだまだ続く 今思えば、登山のほとんどは都会に住んでいることへの反動だった。アウトドアカルチャー自体がカウンターカルチャーではあるのだけど、そういう思想を超えて、もっと身体から「ここにはないもの」を求めていった感じがあっ…

我が家のブーム「南無三」

ここ半年くらい我が家でブームの「南無三(なむさん)」。 見つめあったまま空中でギョロ目グワ口になるとめっちゃおもろいのだわ。 毎回笑いすぎて息吸うの忘れる。 超お試しあれ。

あーひと段落したーのしごとの話

丸一ヶ月ほどかかりきりでガリガリまとめてた原稿が、編集者の元へ飛んでいった。来年に発売予定の、IT批評家の尾原和啓氏の新著。夏から秋にかけて、編集者さんと共に尾原さんから聞いたお話を、一冊の本にまとめるお仕事。この後編集さんや尾原さんが手を…

和太鼓が響く身体

母は私を身ごもるまで、毎日同じ山を登るような人だった。だから、私が母になんども聞かされた父の愚痴は「私が身ごもってる間、1人でせっせと山に登ってた。私だって登りたかったのに」というちょっと笑えるものだった。それは西海岸からやってきた今のアウ…

嘘みたいな笑顔

温泉から上がって休憩所でぼうっとしていたら、タオルをどこかに忘れていたことに気づいた。脱衣所にもないので、お掃除をしていたおばさんに「ここにタオルなかったですか」と聞くと、「ないね」と一言。 振り返るおばさんは肌が白くて、ちょっと赤裸顔で、…